本の断捨離で気づいたこと

半年くらい前に、本の”一時”断捨離をした。時間ができたら売りに行くつもりで、「もう必要ないな」と思った本を選んでおいたのだ(捨てるのは悲しいので、売ることでいつか誰かが私の本を手に取り、元気になってくれたら嬉しいなと思っている)。

ところが、忙しさにかまけてそのまま放置していた。「そろそろ本当に行かなきゃ」と思い、再度見直した。

ついでに当時生き残った本も見直したら、数冊「もう必要ない」と思うようになっていたので、それも売りに行くことにした(まだ行けてないけど)。

時間と共に、私も変わっているんだなぁ

見直してみると、本のジャンルがえらく偏っているなぁと苦笑してしまった。

本を手に取ると、その本を買ったときの自分の状況や気持ちがよみがえってくる。

楽しい気持ちで買った本、辛い気持ちで買った本、泣きながら読んだ本…どの本も私の人生の1ページを支えてくれたものであり、寄り添ってくれたものだ。

何度も読み返した本もある。何年か経つごとに読み返し、前回とは違う捉え方をしている自分に気づいて、成長を感じた本もある。

そして、今。

私はそれらを手放そうとしている。

なぜ、手放そうと思ったのか

状況が変わったから、その考えはもう私に息づいているから、時代が変わり考えがそぐわなくなっているから…色々な思いがあるのだけれど、一番の理由は私自身が変化したからだと思う。

以前よりも、自分を信じられるようになったことが大きいかな。

振り返ると、本に支えを求めていた時期があったように思う。私には本が本当に必要だったし、支えられた。ありがたかった。

でも今は、自分で考えて、自分で決めて、自分で動いて、自分でその結果をみてみたい。そう思うようになったんだ。

少し積極的になれたのかな?

ということで、一度手放してみようと思う。

またどうしても必要だと思えば、新しく買えばいいのだし。

手放すときは、若干の寂しさや罪悪感や申し訳なさを感じるけれど、そうしようと決めた。

新しいものを迎えいれるために

新しいものをいれようと思えば、先に古いものを手放さなければならないと言われるように、きっとこれらの本を手放すことで、新しい何かが私の人生に入ってくるんじゃないかな。

うん、ちょっと楽しみだ。

あなたは最近、あなたの本棚を見直しましたか?