2日目は、朝風呂からスタート!一人だけだったので、露天風呂からの景色を独り占めしながら、気持ちの良い時間を過ごしました。
その後、昨夜と同じ個室で美味しい朝食をいただきました。
お重の中はこんな感じ。
旅館の朝食って、本当に幸せですよね。
食後はチェックアウトまでのんびり過ごしました。スタッフの皆さんがとても親切で、最後まで笑顔で接してくださったのが印象的でした。ありがとうございました!
その後は、和歌山マリーナシティや黒潮市場に行きました。定番ですが、楽しかったです。
お昼からは、せっかくなので紀州漆器の蒔絵(まきえ)を体験しようと「紀州漆器伝統産業会館うるわし館」で行われている蒔絵体験教室に参加しました!
和歌山県海南市の北西部「黒江地区」を中心に生産されている紀州漆器は、会津塗(福島県)山中塗・輪島塗(石川県)などと共に日本三大漆器と称されているそう。
蒔絵の体験はなかなかできないので、ワクワクしながら伺いました(時間や体験可能かどうかなど、事前に電話で確認されることをオススメします)。
先生がずっとついてくださるので、初めての方でも安心。一緒に行ったときは、小学校低学年くらいのお子さんも楽しそうに体験していましたよ!
まずは、蒔絵の材料選びから。丸盆、小判盆、弁当箱から好きなものを一つ選びます。色はそれぞれ黒と赤があり、下絵も桜、蝶、椿等から選べるので、ここからすでに楽しい…!
続いて、下絵の線にかからないようにのりの役割をする塗料をつけていきます。
けっこう細かい作業なので、手先の器用さや集中力が問われます!
指示された部分に塗り終わったら先生のところに持っていき、用意されている7色の金属粉の中から好きな色の粉を選びましょう。
選んだ粉を筆につけ、塗料が塗られた白い部分に蒔いていきます。こうして蒔いて色をつけるため“蒔絵”と呼ばれるそうです。
複数の色を選んでグラデーションにしたり、最後にサインを入れたりできるので、自分だけの作品が出来上がります!!
「パーツ毎に分けて塗り、蒔絵する」を繰り返すこと数回。1時間もかからずに終了しました(ちなみに、お弁当箱を選びました)!
自分で作ったとは思えないくらい綺麗に仕上がるので、ぜひ試してみてください。
室内には、こんなかわいいフォトスポットもありますよ。行かれた際は、記念にぜひ写真を撮って帰ってくださいね。
1階には紀州漆器の展示・即売場があります。
私は可愛いお箸を見つけたので、家族の分も合わせて購入♪毎日の食事の時間がより楽しくなりました。
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久しぶりに旅行をして感じたことは、非日常を体験することの素晴らしさです。
いつもと違う場所に行き、違うものを食べる。いつもと違うものを見て、違う気持ちを感じる。
こういうことが、新しいアイデアや感性を引き出し、可能性を広げてくれるんだろうな。
「普通」の日常はもちろん大切ですが、こういう「非日常」も取り入れながら、もっともっと成長していきたいと思いました。
さて、次はどこに行こうかな!?