ステキな言葉をプレゼントする

人が成長するためには、長所を伸ばす方がいいのか、短所を直す方がいいのか。

子育ての場面でも人材育成の場面でも、同じような悩みを抱えるときってあるのではないかと思う。

個人的には、長所を伸ばした方がいいのかなと思っている。

言い方ひとつで長所が短所に、短所が長所に変わる

例えば、私は何かを長く続けることが苦手だ。

同じことをずっと続けるということが、なかなかできない。

唯一、ピアノだけは通算で17年くらい続いたけれど、それでも毎日練習することはできなかった。だって、他に楽しいことがたくさんあったから。

これって良い言い方をすると、好奇心旺盛。

悪い言い方をすると、飽きっぽい。

あら、言い方ひとつで印象が全然変わりますね。

長所も短所も同じものなら、「自己肯定感」が高まる方を選ぼう

もし誰か偉い人に、「あなたの短所の飽きっぽさを直さなければなりません。そのために、同じことを毎日ずっと続けなさい!」って言われると、しんどいなぁと思う。

逆に、「あなたの長所は好奇心旺盛なところね。興味があることはどんどん調べてチャレンジして、どんどん伸ばしていこう!」って言われると、嬉しいなぁと思う。

そう考えると、長所・短所の話というよりも、「自分を認めてもらえていると感じれるかどうか」が大切なのかな?

決断が遅い  → 熟考できる
優柔不断   → 多くの選択肢からデメリットの少ない道を選ぶことができる
口数が少ない → 人の話をじっくり聴く力がある
せっかち    → 行動力がある

上記の短所だって、見方を変えれば長所になるし、右と左じゃ右の方が圧倒的に「自己肯定感」が高まるし、聞いていて気分が良い。

子育てでも、部下育てでも、自分育てでも、言葉のチョイスひとつで全く違う印象を与えることができるんだ。

どうせならみんなが楽しく幸せになれる選択をして、ステキな言葉をプレゼントしていきたいな。