半年間の継続コーチングを受けました!

2月から7月までの6ケ月間、近藤令子さんのコーチングを受けていました。

令子さんを知ったきっかけは、大先輩のライターである江角悠子さん。江角さんも令子さんからコーチングを受けていて、「とても良かった」「人生が加速する」と何度もおっしゃっていました。そんなお話を聞く度に「いいなぁ」「受けてみたいなぁ」と思っていたのです。

ある時、令子さんのFacebookでクライアントを募集していることを知り、急いで申し込みました!

まずは30分程度の打ち合わせ

ZOOMではじめて令子さんにお会いしました。

柔らかい雰囲気で、笑顔の素敵な令子さん。「この方なら安心して何でも話ができそう!」と思った私は、普段は優柔不断なくせに、打ち合わせが終わる頃には継続コーチングを申し込むことを決意していました。

コーチングって何?

そもそも、コーチングって何かご存知ですか?私は、カウンセリングとの違いもよく分からない程度の認識でした。

調べてみると、このような違いがあるそうです。

カウンセリングは、クライアントの話を聞きながら、クライアントの過去の問題に焦点を当てて、クライアントの気持ちを整理することを重視したアプローチをとります。

一方、コーチングは、クライアントの潜在能力やアイデア、強みを引き出し、クライアントが望む人生やキャリアにおける未来の目標を達成するためのサポートをします。

コーチビジネス研究所

私がコーチングを申し込んだ時は、「何かになりたい」「何かを始めたい」などの希望や目的はありませんでした。

しいて言えば、コーチングを受けて「もっと本当の自分と仲良くなりたい」「残りの人生を一番いい形で過ごせるようになりたい」「もっと自分に自信を持って、人生を歩んでいきたい」と思っていました。

初回で出会ったとんでもない自分

申し込みをして、令子さんからいただいたワークシートに記入した後は、待ちに待った初回コーチング!

先に提出していたワークシートを元に、令子さんと一緒に自分の価値観を明らかにしていきました。

これまでの人生を思い出しつつ色々なキーワードを出し、自分の価値観を表す3つのキーワードを選んでいきます。私のキーワードは、こちら。

気高い・カッコいい・怖いものなし

なんか強そうですね(笑)。

最初は全然違うキーワードを選んでいたのですが、話しているうちに違和感があり…最終的にこの3つに落ち着いたときには「そうそう、コレ!」という感じでした。

最後に「人生の目的の宣言文」を作りました。分かりやすく言うと、自分の人生のキャッチコピーを作る感じです。

江角さんや他のコーチングを受けた方からこういうことをすると聞いて知っていたので、「私はどんなキャッチコピーになるのかな」と興味津々でした。

色々考えて、出てきたのが

私は人に刺激を与えるアイスコーヒーの氷です

です(笑)。意味、分からないですよね。自分でも「なんじゃこりゃ?」って思います。

でも、これがしっくりくるんですよね~…不思議なんですけど。

そんな感じで、1回目が終わりました。終わってみた感想は、「忘れていた自分を思い出せたようで、うれしかった!」です。

生まれてきてから今までの人生を、誰かと一緒に振り返る機会はなかなかありません。自分にとって大切なキーワードを考えたり、ましてや「人生の目的の宣言文」を作ったりすることは、普通に生きていればまずないですよね。

出てきた答えはいずれも驚きのものでしたが、「これが自分だ!」という輪郭がはっきりしてきたように感じてうれしかったです。

2回目からのコーチング

自由になる

2回目以降は、自分が話したい話題を持っていって話しました。

「ダイエット」や「お金」というテーマがはっきりしているときもあれば、何となく話しはじめて流れるままにしていたら、そこに話すべきことがあったときもありました。

どの回も自分自身の気づきや、知らなかった自分との出会いがあったように思います。

泣いてしまったこともありましたが、令子さんがちゃんと聞いてくれてしっかりと受け止めてくれたので、安心して話せました。

もうだいぶ時間が経ってしまったので細かい部分までは思い出せませんが、コーチング中は自分の周りにある硬い殻がどんどんはがれ、明るく身軽で自由な私になっていくように感じていました。

最後のコーチングは、完了セッションというもの。丁度お誕生月だったので「新たな気持ちで誕生日を迎えたい」と、誕生日の前日に設定してもらいました。

私にとってのコーチングとは

コーチングを受けてみて、私はコーチングに対して【コーチが伴走し、自分の魅力や考え、もともと持っていた素質などに気づくサポートをしてくれるもの】という印象を持ちました。

コーチは直接的な答えを教えてくれるわけでも、「こうすればいいよ」「こうしたら成功できるよ」などの現実的なアドバイスをくれるわけでもありません。(毎回最後に次回までのリクエスト(提案)はしてくれました!)

でも、さまざまな質問や投げかけを通して、「あ、私こんなこと考えていたんだな」「あ、私本当はこうしたかったんだな」という気づきを得るためのガイドをしてくれます。

自分では考えもしなかった方向からの質問や、気付かなかった角度からの問いかけを受け、思ってもいなかった自分に出会うことができるのが、コーチングの魅力かもしれません。

コーチングを受けた感想(最終日)

振り返ってみると、毎回毎回がとても楽しみで、貴重な時間でした。

令子さんと話していると、心の中にぼんやりとあった言葉がすらすらと口から出てきて、形になっていきました。自分の心の奥深くにあった思いや考えを、上手く引き出していただいたのだと思います。

6ケ月の間には色々な変化がありましたが、一番は「今の私でいい」と認めてあげられたことかもしれません。

・みんなが思うような”夢”はなくてもいい
・人と違ってもいい
・自分の気持ちを大切にしてもいい
・思ったことを話してもいい

こんなことも、自分に許可してあげられたように思います。

完了セッションでは、叶えたらもっと楽しくなるようなイメージが浮かんでしまったので、もっともっと欲張りになってみようと思いました!

コーチングを受けた感想(1ケ月半経過後)

完了セッションから約1ケ月半が経った”今”の気持ちも、書き記しておきます。

コーチングを受ける前の自分と今の自分。何が変わったのか上手く言葉で言い表せませんが、「自分の輪郭がよりはっきりした」と思います。

「私は私」という軸がはっきりしてきたのかもしれないし、「私」の良い部分だけではなく未熟な部分や足りない部分も認められるようになったのかもしれません。

ただ一つ言えることは、すごく生きやすくなったということ。

私は「こうしたい」「こうなりたい」という何かがあってコーチングを受けたわけではありません。そのため、変化も「現実的に」というよりは、「精神的なもの」であったり、「目に見えない部分」で起こったりしているのかもしれません。

何か目標のある人がコーチングを受ければ、それはそれですごく「自分らしく」前進できる手助けをしてもらえると思います!

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「自分でないもの」になろうとすると、苦しいですよね。コーチングは「本当の自分に出会う」ためのサポートでもあると思うので、人生の岐路に立っている方や、これからどうしようかと迷っている方、周りに合わせすぎて自分のことが分からなくなってしまっている方にとっても良いのではないかなと思います。

また、今はあまり一般的ではないコーチングですが、この先もっと多くの人が気軽に受けられるようになればいいなと思っています。そうすればきっと、自分の人生をもっともっと楽しめると思うから!

私がコーチとして令子さんに出会えたのは、本当に素晴らしいことだったし、奇跡のようなことだったと思います。このご縁を作ってくださった江角さんにも、半年間コーチングをしてくださった令子さんにも心から感謝申し上げます。

少しでも興味をお持ちになった方は、コーチングを受けてみてはいかがでしょうか。きっと、新しい自分に出会えると思いますよ!

近藤令子さん

米国CTI認定Co-Active®︎コーチ、国際コーチング連盟(ICF)認定ACC。合同会社MOMENT代表。

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江角悠子さん

エッセイスト・ライター

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