30年後の自分を考える

最近年齢の重ね方について考える機会がありました。

私自身、年を重ねていくことで、色々な変化を感じています。

例えば肌のハリや髪のツヤが無くなってきたり、顔や胸やお尻が重力に逆らえなくなったり…。シミやシワも気になりますし、白髪もちらほら発見するようになりました。

若ければ若いほどいい?

正直ね、若いっていいなと思います。いるだけで場が華やぐし、化粧しなくてもオシャレしなくてもキレイ。(今だから分かることだけど)

じゃあ、年を取るとどうなの?

私はそれも素敵だなと思うんです。

年齢を重ねていくと、その人の生き方や考え方が外見にもにじみ出てきます。

以前雑誌か何かで見た高齢のモデルさんがめちゃくちゃキレイでした。

探してみたら、70代や80代の方にも素敵な先輩方がたくさんいらっしゃって、ワクワクしたことを覚えています。

笑い皺まで美しい方。

内側から発せられる凛とした強さを持っている方。

いくつになっても女性を忘れていない方。

色んな経験をしてきたからこそ誰かを思いやれる気持ちや余裕のある方。

辛いことや大変なことがあったなんて微塵も感じさせない笑顔のステキな方。

長年かけてご自身を理解されてきたからこそ、服やアクセサリーから内面までひとつひとつに調和がとれていて、「その人だけの美しさ」が醸し出されていると感じました。

何より、いくつになっても好奇心を忘れず、女性らしさも忘れていない。

素敵だと思うと同時に、自分を顧みるとひたすら恥ずかしく…ただただ、憧れちゃいました。

年相応ってなんだ?

「年相応の恰好をしなさい、振る舞いをしなさい」ってよく聞く言葉ですが、それって一体なんなんだろう?

答えは人によると思うんですが、恰好について最近私が感じたこと。

・黒が似合わなくなった
・アクセサリーは大ぶりの方が映えるようになった
・白や明るい色を顔周りに入れたくなった
・口紅をした方が血色がよく見える
・チークは必須(できればツヤのあるフェイスパウダーも)

つまり、年とともに「似合うもの」「必要なもの」が変わってきているということ。

20代の人と同じメイクや同じ格好をするのではなく、今の40歳の自分に必要で似合うものをうまく取り入れていくことが大事なんじゃないのかなと思うのです。

振る舞いも同じで、いつまでも自分中心でいるのではなく、相手のことを考えたり思いやる余裕があった方が、ステキだなと感じます。

せっかく年齢を重ねているのだから、大人の余裕も欲しいし、ちょっと粋なことができた方がカッコいい。

やっていきたいなって思います。

自分らしく年を重ねること

思わず憧れてしまうような方たちって、ただ漠然と生きてきたのではなく、自分らしく年を重ねてこられたんだと思います。

私はまだまだヒヨッコで、これからの生き方次第でどうにでもなるなと感じました。

外見に気を遣うことはもちろんですが、立ち居振る舞いや言葉遣い、心の持ち方・表し方など、できることはたくさんあります。

今日明日に劇的に変わるわけじゃないけれど、例えば10年後、20年後、30年後の自分はこうなっていたい、ああなっていたいと考えながら毎日過ごしていると、少し変わっていくんじゃないかな。

先輩たちの姿を励みに、いつか素敵な70代80代になれるように過ごしていけたらカッコいいな。

30年後、70歳になった私は、どんな服を着て、どんなアクセサリーをして、いったい何を話すんだろう。

1日1日の積み重ねが大事ですね。